クラウド型シフト管理システムはなぜ必要?
2023年3月30日更新
シフト作成者の声に耳を傾けると、
「大幅に人を採用したにもかかわらず人員不足になってしまった」
「就業規則や労働基準法を見逃してしまった」
「シフトが偏りがあるとスタッフから不満の声があがってしまった」 と
多種多様な悩みを抱え、シフト作成者に大きな負担がかかっていることがわかります。
そのような悩みを抱えるシフト作成者の負担を軽減することができるのが、
クラウド型シフト管理システムです。
クラウド型シフト管理システム導入のメリット

①シフトの回収率をあげることができる
スタッフは使い慣れたスマートフォンを使って、どの場所からでも簡単に希望シフトを提出することができるため、シフトを提出するためだけに店舗へ出勤する必要がありません。また、通知機能搭載のシステムであれば、管理者からシフトが提出できていないスタッフに向けてリマインドメールを残していただくことができます。そのため、希望シフトの回収率を上がることが見込まれます。
②シフト作成のミスを削減することができる
スキルや役職ごとに、スタッフ人数の過不足が起きている箇所をすぐに可視化することができます。また、システムの中には、連続勤務日数・目標休暇数・必要人数などを条件に、自動でシフトを作成してくれるシステムもあるため、シフトの作成時間が大幅に削減できることが見込まれます。
さらに、就業規則や労働基準法に反する場合は、アラートを表示する機能もあるため、意図せず問題のあるシフトを作成してしまうといったシフト作成のミスを減らすことができます。
③シフトの調整を簡単に行うことができる
シフト作成時に人員が不足している場合、管理者からスタッフへシフト募集の通知を送ることができるため、出勤できるスタッフが探しやすくなります。また、店舗間でシフト情報を共有ができるシステムであれば、他店舗のスタッフであっても簡単にシフトの募集をかけることが可能です。シフトの募集や他店舗の出勤シフトを確認ができるようになることで、迅速に人員の不足を補うことが可能となります。また、新しいスタッフの採用が本当に必要なのか判断する検討材料にもつなげていただきます。
クラウド型シフト管理システムの導入効果は理解したが、
「自社の運用にあったシフト管理システムは何か…」と
頭を悩ませていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、シフト作成者におすすめな10社のシフト管理システムをご紹介します!

〈目次〉
1.SHIFTEE(シフティー)
2.Sync Up(シンクアップ)
3.Airシフト
4.らくしふ
5.シフオプ
6.ジョブカン
7.ほすぴタッチ
8.勤務シフト作成お助けマン
9.Rshift(アールシフト)
10.Optamo(オプタモ)
1.SHIFTEE

SHIFTEEでは以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①スキル・役職ごとに目標人数の過不足の可視化をすることができる
時間帯ごとにスタッフの必要人数の過不足を可視化できることに加えて、スタッフの中でも特定のスキル・役職を持たれているスタッフの目標人数の過不足を可視化をすることができます。
②複数店舗のシフト管理が簡単に行える
全店舗(全拠点)のシフトがすべてひとつのクラウド上にまとまっているため、他店のシフト状況を確認することができます。また、スタッフの必要人数が不足した場合、各店舗間で応援の依頼をかけることが可能です。
③カスタマイズ開発に対応ができる
様々な企業様ごとの特殊な運用に合わせて、個別にカスタマイズをすることができます。例えば、「シフトの人件費管理には、独自の手当てを加算したい」「来店データ、物流データ、天気データなど、独自の情報を連携してシフト管理に生活かしたい」などの計算変更から独自画面作成まで様々なカスタマイズに対応することができます。
(初期費用:無料/月額費用:200円~ /スタッフあたり)
2. Sync Up(シンクアップ)

Sync Up(シンクアップ)では以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①目標予算の管理ができる
売上/客数/時間数の目標予算が登録できるだけではなく、登録された目標予算に応じて人時売上高/人件費率/時間数過不足等を自動で計算することができます。
②法令・法律に遵守したアラート設定ができる
労働基準法/入国管理法/就業規則など、シフトを作成する上で守るべき制約をシフトを作成しながらアラートでお知らせする機能があるため、従業員の「働きすぎ」「働かせすぎ」を防止することができます。
③「メダル」の付与機能がある
管理者からスタッフへのちょっとした「ありがとう」をメダル付与できる機能があります。「ヘルプに来てくれてありがとう」「新人へのトレーニング対応ありがとう」など様々な感謝を、メダルとコメントを添えてスタッフへ伝えることができるようになります。
(月額費用:5,000円~ /店舗あたり)
3. Airシフト

Airシフトでは以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①スタッフとのコミュニケーションがチャット機能で行える
管理者からスタッフへの出勤依頼や、スタッフから管理者へ欠員申請などをシフト管理システム上のチャット機能を用いてやりとりができるため、様々なツールを見る必要がなくなります。
②スタッフ採用(単発・長期)機能がついている
シフトが埋まらないときやスタッフが足りないときに、アルバイトを単発で募集することができます。(※募集先はシフトボードに限られます)また、応募者の履歴書も確認が可能であり、採用後はチャット機能を用いて、採用者と連絡をとることができます。
③タイムカード機能で出勤時刻を打刻ができる
スタッフが出退勤時刻で打刻することで、シフト管理システム上で労働時間を集計することができます。また、保管義務が3年と定められている勤怠記録についてもデジタルで保管ができるため、場所を取らず、紛失の心配もなくなります。
(月額費用:110円/スタッフあたり)
4.らくしふ

らくしふでは以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①LINEにてシフトの回収が行える
シフトの回収・共有をLINEで行うことができ、回収したシフトは自動で「らくしふ」に転記されます。時間と手間がかかるシフトの回収~共有までのコミュニケーション手段を一元化することが可能です。
②人件費や売り上げ計画の管理ができる
日ごとの売り上げ計画や人件費率、時間帯ごとの最適なスタッフ数なども登録ができるため、コストを意識した「最適なスタッフ数」を可視化し、人件費の適正化を行うことができます。
③全店舗のスタッフ人数の調整が行える
他店舗を横断した勤務の調整は、ヘルプ調整機能を用いて行えるため、シフト作成者間で電話やメールによる煩雑なコミュニケーションを行う必要がなく、簡単にヘルプ勤務込みのシフト作成を行ことが可能となります。
(月額費用:3,000円~/店舗あたり)
5.シフオプ

シフオプでは以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①複数店舗の管理ができる
店舗間でシフト情報を共有することが可能で、店舗間のヘルプ運用にも対応ができます。
②細かい権限・組織設定ができる
同じ店舗のスタッフの中でも、所属・役職などに応じた柔軟なグループ設定を行うことができ、役職が同じでもスタッフごとに合わせた管理権限を付与することが可能です。そのため、組織に合わせた管理権限の付与をすることができます。
③出勤日にスタッフへ自動でリマインドメールを送ることができる
シフトの締切3日前や当日などあらかじめ設定したタイミングで、スタッフへ出勤シフトのリマインドメールを自動送信することができるため、固定出勤ではないスタッフの失念を防ぐことが可能となります。
(月額費用:300円/スタッフあたり)
6.ジョブカン

ジョブカンでは以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①勤怠管理と休暇・申請管理機能をつけることができる
シフト管理に加えて、出勤管理機能(有料オプション)と休暇・申請管理機能(有料オプション)を付与することができるため、「出勤管理~シフト管理作成~休暇・申請管理」の一連のながれを一括でまとめて行うことができます。
②スタッフ間でのシフト調整ができる
スタッフ同士でお互いのシフトを参照ができるようになります。そのため、スタッフが希望で提出していたシフトが出勤できなくなった場合、管理者側で調整することなく、スタッフ間でシフト調整を依頼しあうことが可能です。
③シフトを自動作成することができる
曜日毎に必要な人数とシフトパターンを設定を行うことで、条件に合ったシフト表が自動で作成ができる機能があります。
(月額:200円~/スタッフあたり)
7.ほすぴタッチ

ほすぴタッチでは以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①医療・介護福祉・ヘルスケア業界に特化している
医療・介護福祉・ヘルスケア業界など、勤務ルールが特殊な業界に特化した勤務シフト表を自動で作成することができます。
②チームごとにひとつのアカウントで複数管理できる
業務の種類別・フロア別・病棟別・拠点別などさまざまな切り口の「勤務チーム」を複数作成することができるため、ひとつのアカウントで一括管理を行うことができます。
③スタッフ間での出勤シフト交換ができる
希望シフト回収~シフト表の自動作成だけではなく、スタッフ同士のシフトの交換がスマホで簡単に行うことができます。また、交換によって影響を受けるシフトも自動で判定することが可能です。
(月額費用:640円~/スタッフあたり)
8.勤務シフト作成お助けマン

勤務シフト作成お助けマンでは以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①自動でシフト作成ができる
勤務条件を登録いただくと、自動でシフト作成を行うことができます。また、自動作成を行った結果、登録した勤務条件に合致しなかった項目を表示することが可能です。
②外国人や学生の労働条件を設定することができる
自動作成時に、外国人や学生の細かい労働条件を設定することができます。例えば、外国人留学生は週28時間まで/高校生は22時以降の勤務をさせないなどの細かい労働条件を設定することが可能となります。
③スタッフ間のシフトの組み合わせの設定も可能
スタッフ同士の組み合わせの条件を設定することができます。例えば、新人AさんとベテランBさんを一緒に勤務させる/責任者のCさんとDさんは一緒に勤務させないなどの組み合わせを自由に設定することが可能です。
(月額費用:300円/スタッフあたり)
9.Rshift(アールシフト)

Rshifte(アールシフト)では以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①各社のカスタマイズに対応することができる
標準機能に加えオプション機能が800種類あるため、店舗の状況や業種の特性に合わせて会社ごとにオーダーメイドすることができます。
②AI機能が搭載している
世界最速の数理最適化エンジンを搭載しており、企業ごとの様々な条件を考慮したうえでシフト表を最短1分で自動作成することが可能です。
③POS実績データとMH管理との連携ができる
POS実績データと連携し、来店客数とレジ開設台数の予測を行うことが可能です。また、人事管理システムと連携し、必要人数の過不足を全店一元的に把握することがでできます。
(月額費用:300円~/スタッフあたり)
10. Optamo(オプタモ)

Optamo(オプタモ)では以下の3つの特徴が挙げられます。
【特徴】
①飲食・小売業専用のテンプレートがある
飲食・小売業態のテンプレートが用意されており、シンプルなシフト作成をされたい方におすすめです。また、テンプレート内容が合わない場合でも編集を行うことができます。
②日別タスクの自動割り当て機能が搭載されている
店舗ごとに必要な業務内容と、スタッフの能力を登録を行うことができ、1か月分のシフトと複雑なタスク表をボタンひとつで完成することができます。
③スタッフのスキルを考慮し、シフト・タスクの自動割り当てができる
スタッフひとりずつに業務内容の優先度と能力の熟練度を設定することができます。そのため、1日の業務レベルを下げずにシフト・タスクを割り当てることが可能となります。
(月額費用:問い合わせ)
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